【画力向上のための参考事例】上手くなるにはイラストと向きあうことが大事
これから趣味でイラストを描いてみたいけど、上手いイラストが描ける方は
どんな風にうまくなっていったのかな?
と疑問に思いませんか?ここではイラストレーターの「あっきコタロウ」さんに、
- イラスト上達のコツ
- おすすめの参考書籍
- 過去作品・現在作品の比較
などをインタビューさせていただき、初心者の方にぜひご覧いただきたい事例として掲載させて頂きました。
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イラストレーターのあっきコタロウさんにインタビュー!
あっきコタロウさんに、おすすめの参考書籍など含めインタビューさせていただきました。これからイラスト・マンガを描いてみたい!方はぜひ参考にしてみてください。
様々な用途のイラスト作成やキャラクターデザインを。
はじめまして! あっきコタロウと申します。
個人で小説、イラスト、漫画を描いています。
サイト:http://ophjkm.at-ninja.jp/
また、お仕事といたしまして、企業、団体様から個人様まで、アプリゲーム、書籍、個人用等さまざまな用途でイラスト作成やキャラクターデザイン等させていただいております。
イラストやマンガを描き始めたきっかけは?
趣味で書いていた小説を、「より幅広い方法で表現したくなったから」です。
同じ物語であっても、文章と漫画では演出方法がまったく異なるのが面白くて、どちらもやってみたくなりました。
描き始めた頃の作品(写真)とその作品についての感想
このインタビューのお話をいただいて、過去のイラストを提出するとなったとき、正直「これ出して怒られないだろうか」と躊躇しました。
とても雑でふざけているように見えるかもしれませんが、当時はとても頑張って描いてました。背景どころか、身体が描けないので顔だけ量産してました。初心者あるある!です。かろうじて影が少しついてるところ、褒めてあげたい。
現在の作品(写真)と過去からの変化など
信じられないかもしれませんがこれ上記と同じキャラクターです。同じところがひとつも見当たらないくらい変化はたくさんあると思うのですが、
一番大きな変化は、丁寧に描くことを覚えたことだと思います。本当に、名前くらいしか共通項が無いくらい変わりました。
上達するためにどんなことをしてきましたか?
とにかく理論を頭に叩き込みました。
- 人体デッサン
- 解剖学
- 光と影
- 遠近法
- 構図
- 配色
その他もろもろ。基礎が分からないと、参考イラストや解説動画を見ても、
「何をしてるの?」
「なぜそうしたの?」
と理解出来ないことがあります。なので、最低限、「何をしているのか」を人の作品から読み取れるようになるくらいの基礎力をつけたいと思いました。
私は絵を描き始めたのが少し遅かったこともあり、焦ってハードスケジュールで体調も崩したので、できればのんびり取り組むことをオススメします。
どうすれば高いクオリティのイラスト・マンガ作品が書けるようになりますか?
分析することです。どこかダメだと思ったら、
- なぜダメなのか
- どこがダメなのか
が分かるまで向き合ってみる。(何かと比べるとか、人に見せてアドバイスをもらうとか、どんな方法を使っても良いと思います)
分析して、ダメなところが分かれば克服できるので、次からそこでつまずかなくなって、どんどん良いものができていくと思います。
イラスト初心者におすすめ!参考書籍とは
月なみですが、ジャック・ハム先生の「人体のデッサン技法」を最初に手にとって本当に良かったと思っています。「顔の描き方」からものすごくわかりやすく最初に説明してくれて、「絵って難しい」という固定概念が吹き飛んでいきました。顔が描けると、なんだかやる気が出るんですよね。
使用中の作画ソフトは?
作画ソフトは主にセルシス社のクリップスタジオペイントのEXを使用しています。
これからイラストやマンガを描いてみたい方達にひと言お願いします
一番大事なのは「楽しいこと」だと思います。
頭の中で考えていることを、形にできたら。すごく幸せです。
「思ったように描ける」になるにはとても長い時間と苦労が必要になりますが、結果を焦らず、その時々に「楽しい」があれば、続けていけるかなと思います。